The best job 2013
おはようございます!
今回は歯の話ではなく・・・・
アメリカのUS News誌に2013年のThe Best Jobsという特集が掲載されました。
その結果は
1.Dentist/歯科医師
2.Registerd Nurse/看護士
3.Pharmacist/薬剤師
4.Computer System Analyst/コンピューター・システム・アナリスト
5.Physician/医師
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10.Dental Hygienist/歯科衛生士
とあります。
何と歯科医師が1位!
そしてなんと歯科衛生士が10位!!
これらのランキングはアメリカの求人率や失業率,給料,職場環境,職業満足度などから算出されているそうです。
10位以内に歯科関係が2つもはいっていて大変誇りに思いますが・・
日本との社会的評価の違いには考えさせられますね(笑)
また、2012年11月に発行されたPRESIDENTの
『リタイヤ前にやるべきだった・・・・
後悔TOP20 シニア1000人調査』
第一位 : 歯の定期健診を受けていればよかった・・
第二位 : スポーツ等で体を鍛えておけばよかった
第三位 : 日頃からよく歩けばよかった
です。
これも歯医者として非常に興味深いランキングです!!
世界的にみると歯医者が社会に認められてきている反面、
日本ではまだ『歯医者は痛くなったら行くもの』という考えが強く、
いわゆる『予防的な考え』がまだまだ浸透していないのだということを強く感じます。
治療費においても、数か月の定期検診は保険適応でだいたい数千円で済むことが多いです。しかし、いざ痛みが出てからの治療では『かぶせもの』等が必要になってくると、材料によっては10万円を超える事もあります。
また、日本では『歯医者が過剰』とか、『コンビにより件数が多い』などとよく言われますが、実は世界的にみると、国民一人に対する歯医者の割合は多いものではありません。
以前とある番組で紹介された、
『国民10,000人に対する歯医者の数ランキング』
1位 キューバ 16.3人
2位 レバノン 13.3人
3位 ギリシャ 13.2人
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21位 日本 7.4人
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42位 スイス 5.5人
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97位 インド 0.8人
でした!
特に1位のキューバは国を挙げて医療を支援しているそうです。
日本も予防や口腔ケアの重要性がより認知されれば、今の歯科医師,歯科衛生士の数ではとても足りないそうですよ(^−^)
当院では予防や口腔ケアの価値をもっと高めて、口を通して皆さんの健康に少しでも役立てば!!
と思っていますm(_ _)m
杉山