キシリトールガムが日本歯科医師会の推奨商品に!?
なんと〜!?
某メーカーのキシリトールガムが食品初の日本歯科医師会の推奨商品になりました!
最近はコンビニなどでもよくキシリトール配合の商品を目にすることがあると思います。
そもそもキシリトールって??ってことで・・・
キシリトールとは??
キシリトールは「代用甘味料」の一種で、天然素材の甘味料です。
白樺の木から作られることが多いのですが、イチゴやラズベリー、プラム、カリフラワー、ほうれん草、レタス
などの果物や野菜にも微量ですが含まれています。
昨年2012年にはトウモロコシの芯から作れることが発表されましたね。
キシリトールは虫歯にならない??
100%虫歯いならないとは言いきれません!!
甘さは砂糖とほぼ同じで、口の中では砂糖と同じく細菌に取り込まれますが、砂糖と違ってキシリトールは細菌に代謝されません。代謝できなければ、虫歯の原因となる『酸』も生産されません!さらに細菌も食べても食べて栄養として利用できないのでやがて死んでしまいます。
なのでこれらの効果が虫歯予防に効果があるといわれています。
キシリトールガムは効果的?
以上のことからキシリトール配合のガムなどでキシリトールを摂取することは虫歯に対して効果的とされています。そこで大事なのはキシリトールの配合率です!!
当院ではキシリトール100%のものを販売させていただいていますが、市販のものはキシリトールの他に一部『糖類』が含まれているものがほとんどです。キシリトールよりも糖類がはいっている方が虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
なので、しっかり確認してから買うようにしてください!!できるだけキシリトール100%の物をお勧めします。
キシリトール摂取の注意点
じゃあ大量にキシリトールばっかり食べればいいじゃないか・・・というわけでもありません。上手に使えば効果的ですが「過ぎたるは及ばざるがごとし」でして・・・
お腹がゆるくなることもあります(私も経験が・・・・)のでとり過ぎは禁物です。キシリトールは腸内で水分を引き込む性質がございます。
つまり下剤と同じような働きがあるのです。食事の内容や水分の摂取量、腸の長さなどにより、人によっては少量でもゆるくなる場合がございます。「一度に大量(30〜40 g)に摂ると浸透性下痢や腹部不快感が起こる可能性がある」とされています。
また、長期に多量摂取した場合の危険性についてや、妊娠中・授乳中に大量に摂取した場合の安全性については、十分なデータがなく注意が必要です。
ガムなどで少量づつ摂取すれば、虫歯予防効果が期待できるため、摂取量に気をつけて召し上がってくださいね(^−^)」
杉山